トライケア

トライケア 5 目の治療

ADの家族も年に一回、目の健康都市力の検査を受けることができます。場合によってはメガネやコンタクトの購入補助、レーザー治療の補助などがトライケアで行えます。

CONUS(アメリカ国内)の場合

トライケアプライム

日常的な検診はトライケアが認定している眼科医で受けることが可能です。

自分の所属しているエリアのネットワーク内の病院(network provider)であれば紹介状(referral)も必要ありません。PCMからの紹介状を持たずにネットワーク外の病院(non-network provider)を受診した場合はPoint of service optionの扱いになるので診療料金が発生します。

トライケアセレクト

トライケアセレクトであれば、紹介状なしで日常的な検査をトライケア認定の眼科医の下で受けることができます。

OCONUS(アメリカ国外)の場合

トライケアプライム オーバーシー

まずは軍病院や基地内のクリニックを受診します。民間病院で受診するにはPCMからの紹介状が必須となります。

トライケアセレクト オーバーシー

紹介状やトライケアからの承認なしで民間病院に行くことができます。

トライケア 4 無料で受けれるもの

トライケアで無料で受けられるサービスには以下のものがあります。

ワクチン全般

CDC(Centers for Disease Control and Prevention 疾病管理予防センター)で推奨されているワクチンは子どもも大人も推奨年齢時に無料で受けることができます。毎年秋から冬にかけて接種されるインフルエンザワクチン(フルーショット)もADも家族も無料で受けられます。特にADは接種が義務になっている基地もあります。 

これらのワクチンは軍病院なら無料ですが、民間病院(TRICARE-Authorized Provider)で受ける場合、一部診察料を負担しなければならないことがあります。

処方箋が必要な薬(Prescriptions)

FDA(U.S. Food and Drug Administration米国食品医薬品局)に認可されているほとんどの薬はトライケアでも処方が可能です。トライケアの処方薬には以下の条件があります。

・FDAによって承認済み
・医療給付の対象となる処置の一部ではないこと
・適正な医療・診療行為と、薬の品質基準に基づいて処方されること

視力保険・メガネなど

トライケアには、目の病状を診断または治療するための眼科検査が含まれている場合があります。眼科検査の適用範囲は、トライケアプランのオプションと年齢によって異なります。場合によっては、refferal(紹介状)や事前申請が必要な場合があります。

ADとアクティブのリザーブのメンバーは無料でメガネが処方されます。フレームや色も自分で選ぶことができます。

ADの家族にもメガネや医療用コンタクトが無料で処方されることがありますが、以下の場合のみです。

・小児緑内障
・角膜治療のための角膜レンズまたは強膜レンズ
・ドライアイのための水分を保持するための強膜レンズ
・乱視以外の角膜の凹凸を改善するための角膜レンズまたは強膜レンズ
・眼内手術、眼球外傷などにより、水晶体機能が失われた場合の眼内レンズ、コンタクトレンズ、または眼鏡
・網膜剥離手術後に処方される「ピンホール」メガネ

トライケアでは、メガネの調整、クリーニング、修理はADであっても対象外です。

年一回の検査は以下の要領で受けられます

トライケア 3 アメリカ国外

OCONUS(アメリカ国外の基地、もちろん日本でも)でもトライケアは使えます。OCONUSでもプライムとセレクトがあります。

TRICARE Prime Overseas

Enrollment(登録)が必要

基本的に保険料や診療費がかからないプラン。自動的にプランに入れるわけではないので申請が必要です。milConnect(https://milconnect.dmdc.osd.mil/milconnect/)か電話で可能(PCS先の国によってコールセンターが違うので http://www.tricare-overseas.com/contact-us から該当のコールセンターを探してください)。

もしくは軍病院に併設されているTRICARE Service Centerでも手続きが可能です。PCS先に着いたらなるべく早く登録しましょう。どの場合でも登録は無料です。

誰が使えるの?

・AD本人

CSを取得したADの家族

・アクティブなリザーブ、ナショナルガード本人

CSを取得したアクティブなリザーブ、ナショナルガードの家族

リタイア、リタイアの家族はトライケアプライムオーバーシーは使えません。

CSとはコマンドスポンサーシップのことです。以下でくわしく解説しています。

トライケアプライムオーバーシーズの流れ

・基本的なケア、治療、診療は軍病院のprimary care manager (PCM 自分の担当医が決まっています)から受けます。これはアメリカ本土でも同じです。

・PCMの範囲外、専門外の治療が必要な場合、現地の専門医に行くことが可能。紹介状が必要です。

・紹介状なしで現地の病院に行った場合はPoint-of-Service Optionとなり、診療代を負担することになります。

TRICARE Select Overseas

Enrollment(登録)が必要

保険料や診療費がかかるが、病院の選択肢が増えるプラン。場所によってはこのプランしか選択肢がない場合もあります。自動的にプランに入れるわけではないので申請が必要なのはプライムと同じで、登録方法もほとんど同じです。

milConnect(https://milconnect.dmdc.osd.mil/milconnect/)か電話で可能(PCS先の国によってコールセンターが違うので http://www.tricare-overseas.com/contact-us から該当のコールセンターを探してください)。

もしくは軍病院に併設されているTRICARE Service Centerでも手続きが可能です。

登録が完了するとmilConnectからenrollment cardがダウンロードできるようになります。この後から病院に行くことができます。

誰が使えるの?

・ADの家族

・リタイアとその家族

・アクティブなリザーブとナショナルガードの家族(ノンアクティブでも条件付きで可能)

トライケアセレクトオーバーシーズの流れ

・トライケアが使える病院を自分で予約する。該当の病院はhttps://tricare.mil/FindDoctor/AllProviderDirectories/Overseas から探せます。

・紹介状は基本的に不要。一部の診療には事前申請と許可が必要です。

・ミリタリーIDを持参して診療を受けます。

いくらかかる?

・保険料(Deductible。スポンサーとなる軍人のランクによって金額が違う)

・一部の診療料(一定の金額もしくはパーセンテージで支払う)

トライケア 2 歯科について

トライケアはPrimeでもSelectは歯科はカバーされていません。歯科に行きたい場合は別途トライケアの歯科保険「トライケア デンタル プログラム」に加入する必要があります。AD本人は軍の歯科での診療は無料です。

TRICARE Dental Program(TDP)とは

・加入は強制ではありません。

・加入資格があるのは、ADの家族、ナショナルガードとリザーブの家族など。

・加入には所定の手続きが必要です。スポンサーがmil connectを通じてオンラインで加入手続きをすることができます。

・毎月保険料を支払い、歯科医療を受けた場合は一部の診療代金を負担する必要があります。

・TDPの最低加入期間は12か月間です。すでに任期が12か月を切っている場合は加入できません。最初の12か月間を保険料を毎月支払い、問題なければ次から月ごとに加入できます。

トライケアデンタルプログラムの費用

・シングル(配偶者のみや子ども一人のみ、など)とファミリー(二人以上が対象。配偶者と子供など)のオプションがあります。

・保険料はシングルが $11.60、ファミリーが $30.15。ともに月額です。

・診療料金の負担割合はE-1~E-4までとE-5以上で違いがあります。

トライケアデンタルプログラムで行ける歯科

TDPは United Condordia と同じネットワークなので歯科医はこの中から探す必要があります。

トライケア 1 プライムとセレクト

TRICARE(いつも大文字で書かれます)は軍の医療保険。主にサービスメンバーとその家族、退役軍人(リタイア)向けに作られています。軍を退役ではなく除隊した場合は、ごく一部の人(叙勲者など)を除き、対象外です。

トライケアには細かく分けて11のプランがありますが、大きく分けると2つ。プライムとセレクトがあります。CONUS在住のADの家族ならこのどちらかになります。ちなみにAD本人はプライムしか選択肢がありません。

TRICARE Primeトライケアプライム

特に何もしなければプライムになっています。

プライムの仕組み

・プライムに入ると primary care manager (PCM) という人が自分にアサインされます。主治医、担当医にあたる人です。軍病院にいる先生(軍医)になります。家族みんな同じ先生になるとは限りません。またADと同じブランチの先生とも限りません。

・まずはその担当医の所で問診や診療を行います。必要であれば処方箋を出してもらい、薬ももらえます。

・担当医では治療できない、検査できないなどの場合、専門医を紹介してもらえます。紹介状をもらいます。

・紹介先の病院にかかります。ここで支払いが発生することがありますが、あとで請求すると返還されることがほとんどです。

プライムの金額

ADは無料です。ADの家族もPoint-of-Service Option(軍病院以外にトライケアからの紹介状なしで行った時など)を使わない限りは無料です。薬代も無料。ジェネリック薬品を処方されることが多いです。

Co-pay(out of pocket fee 保険でカバーされず自分たちで支払う料金)はほとんどないです。

リタイアなどのAD、ADの家族以外はすべて有料。1年で300ドルから600ドル前後の支払いが発生します。

TRICARE Select トライケアセレクト

セレクトを選択可能な人

・ADの家族

・リタイアとその家族

・ナショナルガードとリザーブの家族

など。

セレクトの仕組み

・TRICARE-authorized provider(政府や州から公式に医療施設として認定されている病院やクリニックのこと。NetworkとNon‐Networkの二つがある)に予約を取ります。

・ほとんどの場合、トライケアからのreferrals(紹介状)は求められません。ただし一部のサービスにおいては事前にトライケアの認定が必要です。

・ミリタリーIDを持って病院に行きます。

セレクトの金額

スポンサーとなるADやリザーブのステイタスによって金額に違いがあります(現在は入隊が2018年1月1日以前かどうかが関係します)が、共通して

・年単位の保険料

Junior Enlistedは50ドル~と、NCOs、Senior NCOs、オフィサーは150ドル~です。(家族の人数によって違います)

・診察料

Networkの病院だと定額、Non networkだとトータル金額から20~25%を支払うようになっています。Urgent Care(ERや緊急にいくほどでもない時に行く病院)やエックス線などの検査代、救急車代、薬代など細かく設定されています。

トライケアのサイトから調べることができます。

プライムとセレクトどっちがいいか?

・プライムが使えないエリアがある=セレクトしか選択肢がない

・在米で所属企業の健康保険などにすでに加入済みの場合→セレクト

・Non networkの病院にかかりたい→セレクト

・軍病院以外に行きたい、特別な医療体制が必要→セレクト

プライムの方が圧倒的に安い(もしくは無料)ですが、セレクトだと受診できる医療機関の幅が広がります。軍病院の診療範囲はその病院によって様々です。出産も可能な大きい病院もあれば、小さな診療所レベルの病院もあります。基地の規模、近隣の医療体制によって変わってくるので家庭の状態によって判断します。

トライケアのプラン変更

一つ注意するのが、プライムからセレクト、セレクトからプライムへの変更はいつでもできるわけではありません。

毎年秋から冬にかけてのThe annual TRICARE Open Seasonという一定期間のみ、翌年から適用されるプラン変更ができます。この期間を逃すとまた一年ほど待たなくてはなりません。

もしくはQLEs(Qualifying Life Events)が起きた場合は変更が可能です。

例えば、

・退役または除隊した時

・結婚または離婚した時

・子供が生まれた時、養子を迎えた時

・子供が大学などへ行き、住所が違う時

・OCONUSへのPCS時

・引っ越した時(引っ越し先による。QLEと認定されない場合は変更不可)

変更の必要がなく、前年度と同じプランを継続する場合は特に何もしなくても大丈夫です。手続きは必要ありません。