除隊の種類

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除隊(Discharge,Separation)は勤続年数20年以下で軍を離れることです。除隊にはいくつか種類があり、それぞれ除隊後に受けられるベネフィットが大きく違ってきます。

Honorable Discharge

名誉除隊。これは、一番上のクラスの除隊です。与えられた任務を忠実に遂行し、仕事ぶりが軍に貢献したと言われるもの。

General Discharge Under Honorable Conditions

名誉除隊条件下の一般除隊。ほとんど名誉除隊だが、一部なにか問題があった時の除隊。軍の規範に従わなかったり、規律違反があった場合の除隊。除隊理由によっては今後の就職や再入隊に影響することがあります。またGIビル(軍の奨学金制度)は受け取れません。

Other Than Honorable (OTH) Discharge

軍法会議を必要としない除隊の中で最も下のランクの除隊。
秘密の漏洩、民間組織や民間人とのトラブル、暴行、薬物所持、などが理由となります。
再度、入隊するのが難しくなります。また、受け取れるベネフィットが限られてきます。

Dishonorable Discharge

不名誉除隊。最も下のクラスの除隊です。軍法会議(court-martial)によって決定した結果になります。脱走、殺人、詐欺などのほか、制服を着用中に犯罪行為を行った場合も対象となることがあります。

不名誉除隊の場合、再び兵役に就くことはできず、すべてのベネフィットが剥奪されます。

Medical Discharge

医療除隊。病気やけがなどによってこれ以上兵役を続けるのは難しいと医学的に判断された場合の除隊。Medical Dischargeと認定されるまで長い時間がかかることがあります。

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