給料

Basic Pay 2021

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DFAS(Defence Finance and Accounting Service)より2021年のBASIC PAY(Base payとも言います)が発表されました。

Basic payは基本給のこと。月額です。昨年に比べて全体として3%アップしたそう。近年は毎年少しずつアップしています。BASも具体的にはどのくらいかは明らかになっていませんが、上がったようです。「Military pay chart 2021」などで検索してみると掲載サイトが複数ヒットします。

BASIC PAYは勤続年数が長い人ほど、ランクが高い人ほど高くなるので、簡単に言えば年功序列の仕組み。勤続年数の区切りなので2年ごと。ランクが同じでも2年経てば昇給します。

給与は月末と15日前後の月二回払い。Basic payやそのほかの手当てを合わせた手取りが2回に分かれて振り込まれます。ただし、陸軍と空軍に限っては月一回払いにすることも可能だそう。(やってる人は周りで聞いたことはありませんが)

LESと呼ばれている給与明細は毎月25日前後に発行されます。

LESについてさらに詳しい下のリンクからどうぞ。

LESからわかること 

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LES(Leave and Earnings Statement)は簡単に言えば給与明細です。インターネット上(Mypay mypay.dfas.mil) で閲覧が可能。軍人側にIDとパスワードを登録してもらえれば、家族も閲覧できます。

PCSの前後などは間違いが起こりやすいので、申請したお金がきちんと振り込まれているかどうか、毎月LESを見て確認することを強くおすすめします。(我が家はOHAが30セントになっていることがありました!)


LESからわかることを説明します。

Basic Pay

基本給。軍での勤続年数とランクによって金額が決まり、一年ごとに変動があります。この金額はエンリステッドもオフィサーも一般に公表されています。

2021年度ベーシックペイについてのさらに詳しい説明は下のリンクからどうぞ。

COLA

Cost of Living Adjustmentのことでいうなれば地域手当です。所属している基地によって決定し、年に一度に金額が設定されます。生活費の補助という位置付けなので、基本的に物価が高いエリアだと高額です。アメリカ本土では限られたエリアに所属する人のみの支給ですが、OCUNUSではみんな支給されます。

COLAについて、詳しくは下のリンクからどうぞ!

Special and Incentive Pay

全てのADがもらえるわけではなく、特殊な任務をしている、戦闘地域に在留しているなどの条件でもらえる手当のようなもの。

Hardship Duty Pay (HDP)
Hostile Fire Pay/Imminent Danger Pay (HFP/IDP)
Assignment Incentive Pay (AIP)
Hazardous Duty Incentive Pay (HDIP)

などがあります。

Allowances

家や食べ物に関する補助、手当になるのがこの部類です。

Basic Allowance for Subsistence (BAS)

食事の補助金です。2020年度の金額はオフィサーは
$256.68/月、エンリステッドは$372.71/月でした。

Basic Allowance for Housing(BAH)

家賃補助です。基地ごとに金額が設定されており、ランクで金額が変わってきます。こちらもネットで公表されています。もらえる金額より安い家賃の家に住んでお金を浮かすこともできます。

BAHについてのさらに詳しい説明は下のリンクからどうぞ。

Overseas Housing Allowance(OHA)

OCONUSの基地に所属している場合の家賃補助です。ランクと一緒に住む扶養家族の有無で金額が変わります。BAHと違い、ハウジングオフィスに申告した家賃と同じ金額しかもらえません。

OHAについてのさらに詳しい説明は下のリンクからどうぞ。

Family Separation Allowance(FSA)

家族を連れていけない基地に所属していたり、デプロイをしている場合に支給される手当。自動的に支給されないので、申告が必要です。現在は毎月$250に設定されています。

Leave

リーブ。休暇のこと。LESには現在何日休暇が残っているか、何日使用したなどが掲載されています。

リーブについて詳しくは下のリンクからどうぞ!