ミリタリーでよく使われるワード 1

DoD

The United States Department of Defense (DoD, USDOD or DOD)のことで、国防総省のこと。DoD member にはDoD機関に勤務する民間人、ナショナルガードも含まれます。米軍もDoDの一員です。


ランク

Rank。階級のことです。E-1やO-3といった言い方もしますが、あくまでこちらは給与の等級(Pay grade)です。数字が若いほど下の階級です。ランクは各ブランチによって名称が違います。Captain(大尉、一尉)は陸軍、空軍、海兵隊ではO-3にあたりますが海軍ではLieutenantになります。海軍でCaptainと言えばO-5に該当します。


AD

エーディー。アクティブデューティー(Active Duty)の略称。現役の軍人のこと。


Service member

サービスメンバー。AD+軍関係者のことを指し、リザーブも含まれます。


Dependant

ディペンダント。軍人の配偶者、子供、両親、兄弟姉妹など軍人と合わせてベネフィットが受けられる人のこと。ADとは違うIDを持ち、基地への単独でのアクセスが許されたり、基地内で免税で買い物ができたり、教育や医療が受けられたりします。


Reserve

リザーブ(予備役)。フルタイムでは軍で働いていないが、所属している人のこと。月単位や年単位でトレーニングに参加したり、実際に勤務する必要があります。


Veterans

ヴェテラン。ベテラン。かつて軍に所属しており、かつ不名誉除隊でなく、除隊もしくは退役した人のこと。

20年以上勤め上げてからの退役(Retire リタイア)と20年以下で軍を離れた場合、契約満了後に再契約しなかった場合の除隊(Separation セパレーション)はどちらもベテランと呼ばれますが、大きな違いがあります。

リタイアの方が勤務年数、最終的なランクによって軍を離れた後も恩給や医療保険などの様々なベネフィットが多くあります。

除隊についてさらに詳しい説明は下のリンクからどうぞ。


OCONUS,CONUS

OCONUS(オコナス、オーコナス)はOutside the Contiguous United States のことで、アメリカ本土以外のことを指します。いわゆる「オーバーシー」と言われるところ。ここにはハワイ、グアム、アラスカも含まれます。口頭より書類上で見かけることが多いです。CONUSは逆にアメリカ本土自体を指します。


コマンド

Command(CMD)は「部隊」とするのが一番わかりやすいです。ユニットと呼ぶこともありますが、コマンドはユニットより規模の大きい集団です。英語では「命令」の意味もありますが、ミリタリーでコマンドといえば、組織を指します。「命令」や「任務」にあたるのは「オーダー(Order)」です。

全部で6つ!米軍のブランチ

ブランチ(Military branch。軍種のこと。service branch やarmed serviceとも言います)は米軍の場合、6つに分かれています。

陸軍(Army/USA)

最も歴史が古く、最も人数が多いブランチ。米軍の基幹となっている場所と言えます。リザーブにナショナルガードも含まれます。


海軍(Navy/USN)

2番目に人数の多いブランチ。海での攻防を担当しますが、空軍や海兵隊の輸送に関しても大きな役割を担っています。


空軍(Air force/USAF)

人数的には3番目ですが海軍とはあまり大差なし。1947年生まれと新しめのブランチです。リザーブとしてナショナルガードも傘下にいます。


海兵隊(Marine corp/USMC)

有事の際に白兵戦を行うブランチ。もっとも武闘派と言えます。トレーニングが厳しいことでも有名。


沿岸警備隊(Coast Guard/USCG)

正式な軍ですが、国防総省の下ではなく国土安全保障省に所属しています。DoDではないものの、有事の際は海軍として防衛任務にあたることになっています。
愛称はコースティー(Coastie)。

宇宙軍(Space force/USSF)

2019年に発足したばかりで空軍が担っていた宇宙に関する部門が独立しました。独自の制服や階級はなく現在は空軍のものを使用しています。

エンリステッドとオフィサーの違い


米国の軍人にはオフィサーとエンリステッドという二つの大きなカテゴリーがあります。

どのブランチでもオフィサーは全体の2割以下しかいません。つまりほとんどがエンリステッドで構成されています。

オフィサーとエンリステッドは軍の仕事以外での交流が認められていません。休日に一緒に遊びに出かけたり、私的なコミュニケーションをとることはできません。

これは有事の際にオフィサーがエンリステッドに対し円滑に命令を下せるようにするためで、いわゆる「えこひいき」の状態があってはならないためです。

当然、オフィサーとエンリステッドの結婚や恋愛関係も認められていません。(結婚時に共にエンリステッドであり、のちにどちらかがオフィサーとなることは可能です)

エンリステッド(Enlisted)

エンリステッドとして入隊するにはすべての職種において高校卒業資格(high school diploma)が必要。日本語では「下士官」と訳されます。数年ごとに契約を更新していく必要があります。

一般的にオフィサーと比べて満20年在籍し、リタイアまでいく人が少ないと言われています。

米軍においてのpay gradeはE-1からE-9まであり、ランクは各ブランチによって違います。どのブランチでもE-1からE-3まで昇格していくのは簡単ですが、そこから上は徐々にむずかしくなっていきます。規定の年数に達しても昇格が見込めない場合は除隊になることもあります。

E-1からE-3 までをJunior Enlisted、E-4 からE-6 までをNCOs(エヌシーオーnon-commissioned officer)、E-7以上をSenior NCOs(シニアエヌシーオー)と呼びます。

ジュニアエンリステッドとNCOの私的な交際を禁止しているブランチもあります。理由はオフィサーとエンリステッドの場合と同じです。

Insignia(バッジ、記章。ランクを表すマーク)は各ブランチごとにデザインが違います。
ジュニアやNCOは、基地内のパーティーやイベントの際に参加費が安くなることが多いです。

オフィサー(Officer)

四年制大学を卒業してから入隊するオフィサー。エンリステッドの上官になります。日本語では「士官」にあたります。

米軍においてのpay gradeはO-1からO-10まであり、空軍、陸軍、海兵隊は同じランク制度を使っています。(コーストガードと海軍は違う)しかしInsigniaは全ブランチ共通で同じものを使っています。

エンリステッドと違い、契約を更新していく形態ではないですが、規定の年数に達しても昇格が見込めない場合は除隊になることもあるのはエンリステッドと同じです。

ある程度昇格していくには勤務しながら大学院に通い、修士号(master’s degree)も求められます。

はじめに

波乱万丈な日本人ミリ妻さんたちの生活をちょっとでも楽にできたらいいなと思ってはじめたサイトです。

主にDoDの公式サイトである Military OneSourceDefence travel management OfficeUS DEPT OF Diffence などの情報を日本語でまとめています。

ミリタリーで使われている用語はそのまま掲載しているのでまずは

基本用語を一通り見ていただけるスムーズです。

また、軍や基地のルールはそれぞれ異なる場合があり、すべての方に当てはまるわけではないことをご了承ください。

中の人はミリ妻です。韓国在住。夫は空軍12年生です。